日本さいきん話。高村光雲(養蚕天女)NO2

 

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真贋は直ぐには分からないが、素晴らしい作品である。

お顔は1928年作の方のお顔に近い気がする。

羽織紐の玉の数が、世界一かわいい美術館所蔵品と同じく、宮内庁三の丸尚蔵館より多いのは、大正13年(1924)の皇太子(のちの昭和天皇)のご成婚の際に、貴族院より皇太子妃(のちの香淳皇后)に献上された品と違いを付けて、昭和初期に注文生産した品と考える。

人間は都合の良い解釈をしたがるものである。

この間、銀座の有名古物商に、「踊る寿老」とどちらが高いと聞いたら、直ぐに回答頂けたが、「魚籃観音立像」とはと再度問い合わせたら、

ご承知の通り美術品の評価には、
需要と供給のバランスが強く影響致しますが、
その他にもお作品の出来栄え、保存状態、高村光雲が書いた直筆の箱書きの有無、
作品の来歴など様々な事柄により、大きく評価が変化致します。
宮内庁と美術館に収まっている
「養蚕天女」と「木彫魚籃観世音」の価格や順位を
想像のみで比較することはあまりにも空想過ぎて
意味を持つかどうかが疑問で御座います。

上記の回答を頂いた。

察するに、同等の評価で甲乙付けがたいと、いいようにまた解釈する・・・

家内曰く

幾つ目の家宝なの?

自己評価額は下方修正はしたくないものである。